信用とは
食道アカラシアという病気が分からなくて、なぜか精神病院に入院した小橋です。
症状が出たのは10年ちょっと前。
たまに胸が痛いときがあって、それから徐々に物が飲み込めなくなっていったんです。
それで最初に小さな町医者に通ったのですが、町医者ではわからなくて大きな病院を紹介してもらいました。
大きな病院でレントゲンや胃カメラを飲んだのですが異常なし。
その頃は、物を飲み込める日と飲み込めない日、調子の良い日と悪い日があったのですね。胃カメラの検査の日は調子の良い日だったみたいです(笑)
異常がないのに物が食べれなく体重はドンドン落ちていく。
ついには、起きてるのもつらくて入院して点滴。一番すごいときで29キロしか体重がありませんでした。今考えたらその時の写真を撮っておけばよかったと思います。
まあそのくらいになると何も考えることができなくなっちゃうんですけどね(笑)
それからは、あっちこっちの病院に診察してもらったんですが、「食べる努力が足りないんだよ」と医者に言われたり・・・・食べる努力ってなんだよ!!!努力のやり方を教えろよ!!!!とか一人になったときに言ってましたね(笑)
あの時は、本当に医者のことは信用できませんでした。
今考えると、初めて会うのに信頼関係なんかが、あるわけがないんです。
大きな病院だから何とかしてくれるって勝手に僕が信用してたんですね。
ホント恥ずかしい限りです。
そもそも信用って積み重ねて積み重ねて、それが大きくなって、できるものじゃないですか。
それに医者としてみれば、患者なんか工場の流れ作業のみたいなものなんだから仕方ないのかもしれません。
ちゃんとしたお医者さんもいるのですがね。
そんなこんなで、精神科に通うことになり、とんとん拍子で精神病院へ。
つづく